真冬の帰り道 ザ・ランチャーズ
1962年、加山雄三率いるバンドとしてスタートしたザ・ランチャーズ。
メンバーの変遷を経て、加山の従兄弟である喜多嶋修、喜多嶋瑛が加入。
その活動ののち、多忙な加山雄三の手を離れ
独立した第3期ザ・ランチャーズの1967年デビューシングル
真冬の帰り道
メンバー全員が慶應義塾大学生というカレッジポップGSのザ・ランチャーズ。
美しいコーラスワークやバロック調なギターソロが特徴的ですね。
オックスやタイガースとは一線を画す「失神」とかは、まずあり得ない、さわやかなGSバンドではないでしょうか。
逆にさわやかに失神するパフォーマンスとかを見てみたい気もしますね(^^;;
この真冬の帰り道はキャンディーズ、伊丹幸雄、他いろんなアーティストからカバーされました。
ちなみに喜多嶋修の実娘は女優の喜多嶋舞さんなのであります。
秘密の合言葉 ザ・テンプターズ
1967年「忘れ得ぬ君」でレコードデビューし
ザ・タイガース、オックスと共にアイドルGSグループとして人気を博したザ・テンプターズ。
ボーカルは、のちにTVドラマ「傷だらけの天使」、
また「太陽にほえろ」でマカロニ刑事を演じたショーケンこと萩原健一。
そのザ・テンプターズ、1968年リリース4thシングル
「おかあさん」のB面曲の
秘密の合言葉
作詞 松崎由治 作曲 松崎由治
そして、ギターを担当するヨッチンこと松崎由治ワールドの
ストレートでわかりやすい一曲。
B面曲ですが、ビートロック調で荒削りなバンドサウンドが心地良いですね。
ザ・テンプターズは他の曲も含め、GS本来の特徴である狂おしさやダークさを
全面に押し出した一番のグループではないでしょうか。
トンネル天国 ザ・ダイナマイツ
一般的には、あまり有名なGSグループではなく
「カルトGS」とか「B級GS」と呼ばれたザ・ダイナマイツの
1967年デビューシングル
トンネル天国
作詞 橋本淳 作曲 鈴木邦彦
♪トンネル抜けて〜 トンネル抜けて〜
オンボロ列車で 田舎の街へ繰り出そうyeah yeah yeah ♪
歪んだギターで初期衝動感溢れるロックテイストなこの曲はオリコン73位まで上昇。
その後、リリースしたレコードはセールスには結びつきませんでしたが
ギターの山口富士夫やボーカル瀬川洋らが織りなすバンドサウンドは再注目され
カルトGSファンに絶大な評価を得ています。
青い瞳~北国の二人~マリアの泉~ブルーシャトウ ジャッキー吉川とブルー・コメッツ
1957年の結成から、多くの歌手のバック演奏やスタジオレコーディング等で活動し
メンバーの脱退、再加入を経て
1965年、GS全盛期のメンバーが揃ったブルー・コメッツ。
自らで歌い、曲も自分らで作ることによって本物のグループを目指した
ジャッキー吉川とブルー・コメッツの
快進撃が始まった当時の名曲のメドレー
青い瞳〜北国の二人〜マリアの泉〜ブルーシャトウ
再結成時の映像ですが
在りし日の井上大輔(のちの井上忠夫)の貴重な映像と共に
黄金期ブルコメの名曲メドレーとなってます。
尚、ブルコメ史上大ヒットを記録したブルー・シャトーは1967年「第9回日本レコード大賞」を受賞。
他のGSバンドが成し得なかった
3年連続NHK紅白出場も果たしました。
以上、メドレーも含め14曲
【2018年版】栄光のグループサウンズ GSマイフェイバリット・チューン
楽しんでいただけましたでしょうか?
またこのGSシリーズ続続編もあるかもしれません。
ではまた!みなさま!
今回も長らくお付き合い下さりありがとうございました!
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