みなさんどーも!UKです。
前回のキャロルに続いての
UKが選ぶマイフェイバリット・シリーズ
さあ、今回のエントリーミュージックは!

1975年にバイクチームとして結成し
キャロルラストライブの親衛隊を務めた頃から一躍注目を浴びることとなり
1975年9月キングレコードより「紫のハイウェイ」でロックバンドとしてデビュー。
以来、メンバーの変遷もありながら何期にもわたって活動の歴史を刻み続けている
COOLS
結成から43年、(2018年現在)
現在でも活動を続けているクールスはまさに日本のストーンズと言えるのではないでしょうか。
現在のオリジナルメンバーは
VO.村山一海
GU.ジェームス藤木
DR.佐藤秀光
GU.飯田和男

もともとクールスの原点は21人のバイクチームであり
結成初期のリーダーは舘ひろし。サブリーダーが岩城滉一。(岩城はバイクチームのみ)
ピッピこと水口晴幸含め、それぞれがソロになって活躍したり
また80年代クールスRCの頃はクレイジーケンバンドの横山剣もメンバーだったり、
長い歴史の中でいろんな有名人を輩出しているクールス。
革ジャン、リーゼント、バイクという「不良」っぽいインパクトイメージもさることながら
実は楽曲の良さにはもっと注目したい。
そのクールスのマイフェイバリット・チューンを紹介していこうと思います。
では、早速まいりましょう!

君の窓辺に(Now, I Know I Need Your Love)

クールス・アルバム通算7枚目
第2期 クールス・ロカビリークラブ期トリオレコードに移籍してから3枚目の
1978年4月リリースアルバム『THE COOL』より
君の窓辺に
作詞 作曲 そしてこの曲のボーカルを担当するジェームス藤木のハートブレイク・チューン。
「Mr.ハーレーダビットソン」「恋の終わり」等、クールスのソング・ライティング才能には目を見張るものがあり
山下達郎や近田春夫らからも大評価されているジェームス藤木。
全期にわたりクールスのオリジナルメンバーとしてリードギター&ボーカルを貫き
また、ムーンドッグスや近田春夫等に楽曲提供も行っています。
そのジェームス藤木が生み出したこの曲「君の窓辺に」は
ジェームス名曲史の中のほんの一曲なのです。

センチメンタル・ニューヨーク

1979年3月
クールス・ロカビリークラブ期(1977〜1981)の
トリオレコードより5枚目のアルバムは
プロデューサーに山下達郎を迎え
念願であったニューヨーク・レコーディングを実現。
山下達郎マジックにより、ロックンロールとシティポップを
融合させた『NEW YORK CITY N.Y』をリリースしました。
そのアルバムには収録されてませんが
同ニューヨーク録音のシングル盤
センチメンタル・ニューヨーク
ムラこと村山一海のボーカルも摩天楼へと深く響き渡るような
洗練された音作り。
達郎テイストな全編に包み込む多重コーラスと
♪ドゥワッ チュワッ♪のDo Wop感もゴキゲン!
ニューヨークのアーバン感溢れる一曲ですね。
ひびわれたグラス

1977年11月、クールス・ロカビリークラブ期
トリオレコードからの2枚目のアルバム
『ビー・ア・グッド・ボーイ』から
サイドギターのフランクこと飯田和男がボーカルをとる
ひびわれたグラス
ピッピ(水口晴幸)が失恋して、ひとり家で落ち込んでた時にフランクが遊びに来て
その時のピッピの気持ちをフランクが詞にし、ジェームスが曲をつけたというこの曲、(デッドヒート日比谷ライブでそう言っていた)
♪もう二度と 戻らないのか ひびわれたグラス♪
頭の中で情景が流れ、フランクの声がハートブレイクに染み込んでいく。
この曲も僕にとって懲りない青春時代のマストアイテム曲だった気がします(汗)
詞もそうですが、イントロのギターや美しすぎるこのメロディ。
時代を超えても色褪せない名曲を生むジェームス藤木は
山下達郎も大いにリスペクトするメロディ・メーカーなのです。


第1期 クールス
革ジャン、リーゼントを決めこみ、黒いオートバイを並べ
原宿などで注目を集めた21人のバイクチーム クールス 。
その後、バンドのクールスとしてレコード・デビューをするにあたり
の、実質7人のメンバーを選抜しました。
続きは次ページへ