みなさんどーも!UKです。
今回のUKが選ぶマイフェバリットチューンは
英国生まれのオーストラリア育ち
14歳の時にバンドを組み音楽活動をスタート!
オーディション番組で優勝したのをキッカケに英国へ戻り1966年デビュー。
1970年代から1980年代にかけて 数多くのヒットナンバーを飛ばし
世界的に人気の歌姫と羽ばたいた
OLIVIA NEWTON JOHN
ウェールズ出身の父親はケンブリッジ大学のドイツ語教授、母方の祖父がドイツのノーベル賞受賞物理学者のマックスボルンさん。
そんな高学歴一家で育ったオリビアは、母親が元美人歌手だったこともあり14歳から音楽活動を始める。
現在もレコーディング、コンサート、自社ブランドのオーナーと多方面で活躍。
また、環境保護活動やがん啓蒙活動等の社会運動に取り組み、ユニセフ親善大使なども務めました。
切々と歌い上げ、そして高揚させるその透き通るクリスタルボイス。
特にそのスローなバラードで僕の、いや世界中の人々のハートは持っていかれた
オリビアニュートンジョン・マイフェイバリット・チューンでお贈りしたいと思います。
その世界的な歌姫
昨日2022/8/9、天国へ旅立たれました
R.I.P.
目次
そよ風の誘惑 Have You Never Been Mellow
1975年 オリビアニュートンジョンのアルバム『そよ風の誘惑』より同名シングル
そよ風の誘惑 Have You Never Been Mellow
前作の「愛の告白」に続き、全米チャート1位獲得。ゴールドディスクにも認定。
爽やかで心洗われるようなこの歌声とメロディに
ロック色に染まる前の、純粋無垢な僕のハートは完全に射止められました。
ラブソングとばかり思っていたこの曲ですが
実際は、オリビアが当時、
カントリーシンガーとして認知されていることへの葛藤や
その苦い経験を歌詞にした内容で
「穏やかにリラックスして過ごした事ってある?」と自分に問いかける、
なにか考えさせられる歌なんですね〜。
JR西日本のテーマソングに起用されたのも記憶に新しいのではないでしょうか。
愛すれど悲し Hopelessly Devoted To You
1978年に公開された青春ミュージカル映画『グリース』の挿入歌にもなった
愛すれど悲し Hopelessly Devoted To You
全米チャート3位、全英チャート2位。
少し悲しげなイントロから、広がりをみせる歌とサウンド。
そしてサビに来ると、マイナーコード進行の高揚する歌でグッと心を鷲掴みにする。
この名曲の作詞、作曲、そしてプロデュースを担当したのはジョン・ファーラー(John Farrar)。
彼はアカデミー賞「ベストオリジナルソング」にもノミネートされました。
映画『グリース』の中でもサンディ役のオリビアがダニー(ジョン・トラボルタ)を
想って歌うこのシーンが、ホントに今でも大好きだなぁ。。
愛のデュエット You’re The One That I Want
1978年の公開映画『グリース』の挿入曲
オリビア・ニュートン・ジョンとジョン・トラボルタの二人が劇中で踊りながらデュエットする
愛のデュエット You’re the One That I Want
全米チャート1位、全英のシングルチャートでは9週連続1位を達成。
オリビアはこの時、30歳でしたが
今までの清純なイメージを打破するチャレンジをし
パワフルに歌う転換期にもなったと語っています。
甦ってくる数々の名シーン、僕的にはいまだに色褪せることはないこの映画『グリース 』。
作詞作曲プロデュースはジョン・ファーラー(John Farrar)。
この映画音楽に携わってくれて感謝しかありません。
ギネスブックによればオリビアとジョンが
「デュエットで出したシングルがすべてイギリスでNo.1になった唯一のコンビ」と
記録されたそうです。
愛の告白 I Honestly Love You
1975年 オリビア・ニュートンジョン初の全米No.1ヒット曲
愛の告白 I Honestly Love You
全米チャート1位、そしてオーストラリアチャート1位。
作詞作曲者は、あの「ビーマイベイビー(ロネッツ)」の作詞?のジェフ・バリー、
そしてニューヨーク・セレナーデ(クリストファークロス)の作曲で知られるピーター・アレン。
この凄いコンビに、プロデュースにはジョン・ファーラーが加わり
強力なタッグを組んだこの曲、
オリビアが歌うと、美しくもナイーブで
まるで妖精が歌っているかのようなバラードですね。
この曲をキッカケにオリビアは全世界へと羽ばたく事となったのでした。
1975年の第17回グラミー賞では
「最優秀レコード賞」「最優秀女性ポップヴォーカルパフォーマンス賞」を
受賞するのでした。
カントリーロード Take Me Home,Country Road
1973年 オリビアニュートンジョンのアルバム『レット・ミー・ビー・ゼア』からのシングルカット
カントリー・ロード Take Me Home,Country Roads
全米では119位止まりでしたが、全英チャート15位、
日本では1976年にオリコン洋楽チャートで15週連続1位を記録。
ミリオンセラーとなったジョン・デンバーのオリジナル曲をカヴァーした
親しみやすいフォーク&カントリー調な曲ですね。
「およげ!たい焼きくん」がヒットしていた当時、ラジオから流れてくるこの曲で
僕はオリビアニュートンジョンを知る事となりました。
「柴又のおいちゃんおばちゃんはどうしているかなぁ〜」と、
寅さんも故郷への思いに浸るであろうこの曲は、
世界20ヵ国の国々から「望郷の歌」として愛され
2014年にはウエストバージニア州の4番目の州歌となったのです。
「耳をすませば」のジブリの映画でも日本語カバーで挿入歌となりましたね。
たそがれの恋 Don’t Stop Believin’
1976年のアルバム『Don’t Stop Believin』からの同名タイトル曲
たそがれの恋 Don’t Stop Believin’
全米チャート33位。アダルトコンテンポラリーチャート1位。
清純派なイメージのオリビア時代の最高に好きな曲ですね。
クリスタルボイスの歌声ももちろんですが、曲調もすごく素敵。
ジョン・ファーラーの作曲の才能には目を見張ります。
彼はあのギターインストバンド「シャドウズ」にも在籍し、2番目のリードギタリストだったんですね。
この後、そのファーラーが音楽担当をし、
オリビアらと共に制作した最高傑作映画『グリース』等を経て
オリビアがロックやディスコにもチャレンジしていく幕開けとなっていくのでした。
ジョリーン Jolene
1976年 8thアルバム『水の中の妖精』から
アメリカのシンガーソングライター、ドリー・パートンのカバー曲
ジョリーン Jolene
日本及びオーストラリアではシングルとしてリリースされ
オリコンで最高11位を記録。
「ジョリーン、ジョリーン〜」と
髭剃りの歌か?!と思うくらいインパクトがあって
学生時代の当時、このフレーズめちゃ流行りましたよね。
「そよ風の誘惑」や「たそがれの恋」のヒットを飛ばしていた頃のオリビアの曲で
私の中でもオリビア注目のターニングポイントとなる曲でした。
「ジョリーンお願いだから 私の彼をとらないで」
という歌詞の内容。
後半にかけての訴え続けるハイトーンボイス。
その情熱的な表現もハートに刺さったのかも。
サム SAM
1976年のアルバム『Don’t Stop Believin’』からのシングルカット
サム SAM
全米チャート20位、全英チャート6位。
“サム、ねぇサム、私の家は知ってるでしょう?
ここに来て しばらく話をしていって”
女性の寂しい気持ちを歌うこの歌詞、
そして切なく歌い上げるオリビアの声、表情。。
やはり、切ないバラードはオリビアの真骨頂ですね。
僕の中のオリビアの名曲「愛すれど悲し」に通ずるハートに訴えてくるものがあります。
「オリビアを聴きながら」を作詞作曲した尾崎亜美さんも
そうとうにオリビアを好きだったのが伝わって来ます。
フィジカル Physical
1981年のアルバム『虹色の扉』から
フィジカル Physical
全米チャート10週連続1位、オーストラリア1位、全英チャート7位。
オリビアの今までのイメージを塗り替えるダンスポップナンバーですね。
80年代っぽさが炸裂しているこの曲は
米ビルボード80年代ヒットランキングの1位にも輝きました。
エアロビクスがブームとなっている時期に
この曲のメガヒットによって
フィットネス業界にも人気に拍車をかける結果となったとか。
TOTOのスティーブ・ルカサーのギターソロも印象的です。