みなさんどーも!UKです。
1970年、アメリカで活動していたバンド、
「ウィキッド・レスター」から、ジーン・シモンズとポール・スタンレーは
路線変更のためバンドを脱退し、新しいバンドを作るべく
ドラムにピーター・クリス、そしてギタリストはオーディションにより
エース・フレーリーが加入した1973年、
白塗りのメイクを施した、ストレートなハードロックバンドが誕生する。
その名も、
KISS
1974年にレコードデビューを果たしてからも、売れない苦労が続きますが
しだいに
白塗りの化粧と、ド派手な衣装、ド派手なパフォーマンスで
人気は爆発していき、キッス・アーミーなるファンも獲得し
シングル、アルバム総売り上げは1億1000万枚以上という
巨大なロックモンスターへと進化していった
キッス マイフェイバリット・チューンをお贈りしたいと思います。
目次
悪魔のドクターラブ Calling Dr.Love
KISSの1976年 5thアルバム『Rock And Roll Over (地獄のロックファイヤー)』より
悪魔のドクターラブ Calling Dr Love
全米チャート16位。
10代の頃に聴いたこの曲「悪魔のドクターラブ」が、僕にとっての
キッスを聴いた最初の曲と記憶しております。(上の映像は2010年のリマスター盤)
今聴いてもゾクゾクするほどカッコいいですね。
インパクトあるギターのイントロから、かぶさって刻み出すドラム。
ドンンン タンンタ スタスッッタッ チー♪
あの「太陽にほえろ」のテーマ曲と似ている16ビートのパターン、
ピーター・クリスが刻んでいるこのドラミングがむちゃくちゃカッコ良くて
こんなドラムを叩きたくて
厚みのある雑誌を何回も何回も叩いて練習をしていた記憶が甦ります。
後半のエース・フレーリーのギターソロにも熱狂!
そしてKISSのベーシスト、コウモリメイクのジーン・シモンズがこの曲をソングライトし
ボーカルをとる、そのダミ声がまたたまんない!
ラブ・ガン Love Gun
1977年 KISSのスタジオアルバムとして6thアルバム『ラブ・ガン』より同名シングル
ラブ・ガン LOVE GUN
シングルチャートは61位止まりでしたが、アルバム「LOVE GUN」としては全米チャート4位、
プラチナディスクを獲得。
3枚続けてプロデューサーを担当したエディ・クレイマーの手腕もさることながら
この第二期KISSの勢いを感じる代表作のひとつですね。
しかし、当時はギターのエース・フレーリーとドラムのピーター・クリスが
アルコールやドラッグに溺れており、
結果、ピーター・クリスが参加した最後のアルバムとなるのでした。
その頃、世の中はパンクムーブメントの真っ最中。
「SEX PISTOLS」に興味を持ったジーン・シモンズが
「SEX=LOVE、PISTOLS=GUN」と、いうリスペクトを込めて
この曲のタイトルを名付けたといわれています。
ラヴィン・ユー・ベイビー I Was Made For Lovin’ You
1979年の 7thスタジオアルバム『Dynasty(地獄からの脱出)』より
ラヴィン・ユー・ベイビー I Was Made For Lovin’ You
全米チャート11位。カナダやニュージーランドでは1位を獲得するなど
世界中で大ヒットし、ミリオンセラーを記録。
時は70年代後半、ついにあのハードロックバンドのKISSもディスコブームに便乗したか?
という衝撃を受けたのを思い出します(笑)
ディスコビートを大胆に導入したこの曲は
グループにとって2番目のゴールドシングル。
やはり、長いものには巻かれろ・・ですね(^^;;
PVにもジャケットにもドラムはピーター・クリスが映ってますが
実際のドラム録音はアントンフィグがプレイ。
ニキータ4のレパートリーでも唯一のKISS曲です。
ハード・ラック・ウーマン Hard Luck Woman
1976年 5thアルバム『Rock And Roll Over(地獄のロックファイアー)』から
ハード・ラック・ウーマン Hard Luck Woman
全米チャート11位。
ハードロックなKISSにも、こんな心が優しくなるような曲があるんだなと
当時はまた、親近感が芽生えたものでした。
ハスキーな声でドラムスのピーター・クリスが歌うこの曲、
実は、ポール・スタンレーが作詞作曲したのですね。
ポールはこの曲を当初、ロッド・スチュワートに歌って欲しかったみたい。
そう言われれば、ロッドの「マギー・メイ」にも曲調の雰囲気が似ていますよね。
ロッドのイメージとダブるハスキーさもピーター・クリスならでは。
デトロイト・ロック・シティ Detroit Rock City
1976年の4thスタジオアルバム『Destoyer(地獄の軍団)』より
デトロイト・ロック・シティ Detroit Rock City
シングル発売当初は、セールスに伸び悩みましたが
今やKISSの代表曲にあげられるほどの人気曲。
シャッフルのリズムがインパクト受けたのを思い出します。
上の映像は2006年のコンサートより。メンバーも60歳近い。。(汗)
歌詞の内容は、キッスのコンサートへ向かう途中に、
デトロイトで事故に遭って亡くなったファンへの歌としてポールが書いたとされてます。
1999年には、同名で製作された映画「デトロイト・ロックシティ」が上映されました。
ロックンロール・オールナイト Rock And Roll All Nite
1975年の3rdスタジオアルバム『Dressed To Kill(地獄への接吻)』より
ロックンロール・オールナイト Rock And Roll All Nite
スタジオ盤のシングルカットは当時ではグループ最高のチャート57位まで上昇。
ライブバージョン(2ndアルバム『Alive』に収録)が、全米チャート12位。
キッスの代表曲とも言えるゴキゲンでノリノリのこの曲は
ライブのエンディングに使われるナンバーとなりました。
“I wanna Rock and roll all night (一晩中ロックンロールしてたい)、
And party everyday (毎日がパーティーだ)”
と、ポールが歌う意味は、パーティーソングではなく
人生を祝い、人生を満喫すること。
「セカンドチャンスはないのだから、一回きりの人生を最大限に楽しまないとな」
とポールが語るように
人生は、毎日お祝いをするように楽しんで生きていける日々を築いていくべきだ。
と、僕は解釈しています。