クイーン 名曲 ヒット曲 おすすめ マイフェイバリット・チューン

愛にすべてを

1976年のアルバム『華麗なるレース』より

愛にすべてを(サムバディ・トゥ・ラブ)

ゴスペルチックにオーバーダビングされたコーラスが特徴的ですね。

QUEENの代表曲「ボヘミアン・ラプソディ」でもそうですが、メンバーがコーラスを何度も何度もテープが擦り切れる限界まで重ね合わせてレコーディングされ、100人以上いるような分厚いコーラスにしあげています。

映画『ボヘミアン~』でもそのコーラスをドラムのロジャー・テイラー何度も何度もが吹き込んでいるシーンも。(ネタバレ御免)映画とはいえ実際にフレディ・マーキュリーはこと曲作りに関して繊細で妥協を許さなかったんだろうなという姿勢が垣間見れました。

そのQUEENが「ボヘミアン・ラプソディ」以降にレコーディングした愛にすべてを(サムバディ・トゥ・ラブ)のコーラスワーク映像を。

 

 

 炎のロックンロール

1973年QUEENのデビュー曲 炎のロックンロール(Keep Yourself Alive)

1stアルバム『戦慄の王女』に収録、作詞 作曲は ブライアン・メイ。

QUEENが結成される前、その前身となる、ギターにブライアン・メイ、ドラムのロジャー・テイラー、ヴォーカル&ベースにティム・スタッフェルの「スマイル」というバンドがありました。

ティムが他のバンドへ加入するため脱退した後にフレディ・マーキュリーが加入し、ブライアンとロジャーとフレディでQUEENの土台が出来、活動をスタート。

残るベース探しには数人のベーシストセッションを行い、のちにジョン・ディーコンが正式に加入。

1991年フレディ・マーキュリーが死去するまで、この4人はメンバーチェンジすることなく世界的なロックバンド「QUEEN」として飛躍し活動し続けました。

その輝かしいヒストリーの幕開けともなるQUEENのレコードデビュー曲「炎のロックンロール」。

 

 

ラブ・オブ・マイ・ライフ

1975年4thアルバム『オペラ座の夜』に収録

ラブ・オブ・マイ・ライフ

フレディ・マーキュリー作曲のこの曲は、当時の妻メアリー・オースティンへの気持ちを歌った曲とされています。

映画『ボヘミアン~』の中のセリフで、うろ覚えですが「あなたはゲイよ。でもあなたは悪くないから余計辛い」と、以降フレディとは離婚し友人として見守っていくメアリーの言葉が残ります。

下のQUEENライブ映像はブライアン・メイの12弦ギターの音色が美しい。

その音に寄り添うように歌うフレディ。そして観客の歌声。ジ~ンときますね。

 

 

 

ウィ・ウィル・ロック・ユー

1977年QUEENのアルバム『世界に捧ぐ』に収録され「伝説のチャンピオン」と両A面でシングルリリースされた

We Will Rock You

QUEENはオーディエンスも参加させステージで一体になれるバンドを目指しました。

ドンドンパン! ドンドンパン!

低くパンチのあるドラムの音が印象的ですね。

その当時、僕がハードロック少年だった頃は、ドラマーでいえばイアン・ペイス(Deep Purple)とかボンゾ(Led Zeppelin)とかコージー・パウエル(Rainbow)が大好きで、自分のスネアのチューニングもカンカンしたハイピッチ気味にしていました。

どちらかというとロジャー・テイラーのあの低いローピッチで全体にベタっとしたドラムの音はそこまで好みではありませんでした。

なのですが、当時人気だった音楽雑誌に「ミュージック・ライフ」ってありましたよね。

ある日それを読んでいたら「ファンが選ぶドラマー・ランキング」というコーナーがあって、そこにはコージーとかボンゾを軽く押しのけ、ランキング1位を飾っていたのは、クイーンのロジャー・テイラーなのでした。

コージーとかボンゾを<神>と思っていた僕はその事に納得がいかず「結局ルックス重視か?」みたいな風潮にがっかりする傍ら、なぜか注目をすることにし、意識しはじめたのを覚えています。

だから現在の僕のスネアチューニングが低めのローピッチになったのかどうかは、、私のみぞ知る。。(汗)

 

 

 

 

次ページへ続く

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