第3位 ヤマトより愛をこめて
1978年8月 24枚目のシングル
アルバム『今度は、華麗な宴にどうぞ』収録
ヤマトより愛をこめて
劇場用アニメ「さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち」のエンディング曲になったこの作詞作曲は
「憎みきれないろくでなし」から
4作連続の名コンビ阿久悠 大野克夫
イントロのピアノから美しく切なく涙を誘います。
2コーラス目のドラムが入るところで鳥肌、そして ジ~ン (涙)
♪いつの日か 唇に 歌がよみがえり
いつの日か ひとの胸に
愛がよみがえり♪
ジュリーの歴代最高のバラードではないでしょうか。
ジュリーのコンサートでは往年のヒット曲はやらないと聞くのに
2013年8月に行ったライブではたくさんヒット曲やってくれたうえ
運良くこの【ヤマトより愛をこめて】を聴けた時には
涙がちょちょ切れまくりでした。
☆当時の僕が投稿したFacebookより☆
第2位 コバルトの季節の中で
1976年9月、17枚目のシングル
収録アルバム『チャコール・グレイの肖像』
コバルトの季節の中で
この曲も70年代昭和のお茶の間を駆け抜けたGOODな曲ですよねー
作詞 小谷夏、そして作曲は沢田研二。
この曲はジュリー自身の自作曲なのです。
作詞の小谷夏とは、「時の過ぎゆくままに」以来
ジュリーの才能を最大限に引き出したと言われる演出家久世光彦の事。
♪足早に過ぎていく この秋の中で
あなたを見失いたくないのです♪
この曲を発表する前年に、ザ・ピーナッツの伊藤エミと入籍したジュリーの気持ちになって作詞したのでしょうか。
作曲家の顔を持つジュリーは他にも
作詞山口百恵とのタッグでアンルイスの「ラ・セゾン」を作曲したり
内田裕也、松田優作、ザ・ピーナッツ、ワイルドワンズはじめ、
他にも驚くほどの楽曲を提供しています。
歌だけにとどまらない素晴らしい才能を持ち合わせた音楽家なのですね。
さあ!そして第1位に輝く曲は?
第1位 勝手にしやがれ
1977年5月、19枚目シングル
別れの歌だけどキザに振る舞う男を演じるジュリー。
クリーム色のスリーピースを纏い
ハットを粋に投げるアクションと
アーアーアーアアーアアア〜♪の振り付けで
この年、この曲一色にお茶の間を賑わせたのではないでしょうか。
勝手にしやがれ
今やジュリーの代表曲中の代表曲ですね。
第19回日本レコード大賞、第8回日本歌謡大賞、第10回日本有線大賞、他
いろんな賞レースも総ナメ。
「時の過ぎゆくままに」に次ぐセールスを叩き出しました。
同年、山口百恵が出した「プレイバックPart2」は
「勝手にしやがれ」のアンサーソングとも言われています。
B’z 、福山雅治、氷川きよし等、たくさんのアーティストからカバーされ
最早、歌謡界のレジェンド曲のひとつでしょう。
まとめ
こんなにも艶があり
憂いを帯び
絶対的オンリーワンの声と
歌だけにとどまらないビジュアル面でも聴衆を楽しませ
作詞作曲等のクリエイティブな才能も発揮する
昭和の時代を駆け抜けてきたこれくらいの大スターはもうなかなか出てこないのではないでしょうか。
ザ・タイガースを今でも愛す
<バンド人間>である事が原点のジュリーが
タイガーをも飲み込むモンスターへと進化を遂げ
後年からは「今からはやりたい事をやる」と宣言し
原発の事を歌ったり
ライブのMC中「早く歌ってー」と言い出したファンに対して怒り出したり
「さいたまスーパーアリーナ」中止の決断をしたり
思った事にブレずに正直に生きているジュリーは素敵です。
大好きなビールもたらふく飲み、好きなものもガンガン食っているのか激太りしたジュリーも僕は素敵だと思います。
ますますその正直な生き方から目が離せません。
以上
沢田研二 マイランキング総集編
長らくお付き合いありがとうございました☆
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