みなさんどーも!UKです。
1959年、アメリカの女性コーラスグループ「ザ・プライメッツ」を結成したダイアナ・ロスとメンバーの4人組は
モータウン・レコードと契約する頃には3人組となりザ・スプリームス(The Supremes)と改名。
モータウンの社長、ベリー・ゴーディの強力なバックアップと
モータウンの名作曲チーム、ホーランド=ドジャー=ホーランドのプロデュースのもと
「愛はどこにいったの」「恋はあせらず」「ユー・キープ・ミー・ハンギン・オン」「ベイビー・ラブ」等
1963年デビュー曲「恋のキラキラ星」から1969年ラストシングルの「またいつの日にか」まで
スプリームスとしては12曲もの全米ナンバーワン・ヒットを世に送りこみました。
今回はそのザ・スプリームス・マイフェイバリット・チューンでお贈りしたいと思います
目次
恋はあせらず You Can’t Hurry Love
1966年、スプリームスのアルバム『スプリームス・ア・ゴーゴー』からのシングル
恋はあせらず(You Can’t Hurry Love)
全米チャート1位。
ソングライティングはモータウンの名チーム、ホーランド=ドジャー=ホーランド。
軽快でPOPでエレガントでズバリ、モータウン・サウンドそのものですね。
フィル・コリンズやストレイ・キャッツ等、数えきれないアーティストからカバーされ
またこのオールディーズ業界でもマストな名曲として演奏され続けています。
愛はどこへ行ったの Where Did Our Love Go
1964年のアルバム『Where Did Our Love Go』から同名曲
愛はどこへ行ったの Where Did Our Love Go
作詞作曲したホーランド=ドジャー=ホーランドが
当初マーヴェレッツに提供する予定の曲でしたが、拒否されたため
スプリームスによってレコーディングの結果、
スプリームス初めてのナンバーワンヒットを獲得する事となったのでした。
ヒット間違いなしと真価を見極めれたダイアナ・ロスはやっぱり凄い。。
ベイビーラブ Baby Love
1964年のアルバム『Where Did Our Love Go』からのシングル
ベイビー・ラブ Baby Love
「愛はどこへ行ったの(Where Did Our Love Go)」に続く2度目の
全米チャート1位、初の全英チャート1位。
ヒットがなかった時期を越えて
スプリームスは人気を確実なものとしました。
作曲&プロデュースはもちろんホーランド=ドジャー=ホーランド。
バック演奏はファンク・ブラザーズ。
この頃からダイアナ・ロスのスウィートで華やかな声が印象に残りますね。
Come See About Me
1964年のアルバム『Where Did Our Love Go』から「Baby Love」に続くシングル
カム・シー・アバウト・ミー(Come See About Me)
作曲&プロデュースを務めるモータウン専属のチーム、ホーランド=ドジャー=ホーランドは
他にもマーサ&ザ・ヴァンデラスやフォー・トップスも担当し、数々のヒット曲を世に送り込みました。
この頃のスプリームスはマーサ&ザ・ヴァンデラスを抑え、ガールズ・ソウルグループとして頂点に君臨するようになったのは、映画『ドリーム・ガールズ』でも描かれていました。
Stop In The Name Of Love
1965年のヒット曲
ストップ・イン・ザ・ネイム・オブ・ラブ(Stop In The Name Of Love)
ピンクレディーや南沙織、また小室哲哉率いるGLOVEからもカバーされたガールズポップなR&B。
「Stop♪」と手を前に出す振り付けは伝説となり、それをアレンジして生まれたのが、
太川陽介の
ルイルイ ?!
・・ではなかろうか??と思ってるのは僕だけでしょうか。。
You Keep Me Hangin’On
1966年「恋はあせらず」のNEXTシングル
ユー・キープ・ミー・ハンギン・オン(You Keep Me Hangin’ On)
ホーランド=ドジャー=ホーランドの新しいチャレンジが垣間見える意欲作。
演奏はファンク・ブラザース。
ヴァニラ・ファッジの同曲も有名な「ユー・キープ・ミー・ハンギン・オン」は
スプリームス8番目のナンバーワンヒットとなりました。
Someday We’ll Be Together
1969年スプリームスにダイアナ・ロスが在籍した最後の作品
またいつの日にか(Someday We’ll Be Together)
原曲はジョニー&ジャッキー&ハーヴェイの61年に書かれた曲。
この作品までにスプリームスは全米で12作ものナンバーワンヒットを生み出しました。
この曲を最後に1970年ダイアナ・ロスとスプリームスは正式に分割しました。
Love Child
1968年スプリームスにダイアナロスが在籍した最後のアルバム『Love Child』より
ラブ・チャイルド(Love Child)
訳すると「私生児」という意味の、スプリームスにしては珍しいシリアスな歌詞の内容の歌。
それでも11曲めの全米ナンバーワンヒット。
それまでの10曲のナンバーワンヒットを世に放ってきたプロデューサー、ホーランド=ドジャー=ホーランドが離れた危機を、新プロデューサー、フランク・ウィルソンが覆した会心の一撃と言えるでしょう。
今までのガールズポップのイメージを大胆に打破したその大チャレンジ。
現状維持に甘んじずチャレンジを恐れない事が大切だと教えられますね。
To Be Continued