みなさんどーも!UKです。
「ローリングストーンが選ぶ歴史上最も偉大な100人のシンガー」第4位、
「ローリングストーンが選ぶ歴史上最も偉大な100組のアーティスト」第16位。
1957〜64年代、R&Bチャートだけではなくポップチャートにも数々のヒット曲を送り込み
白人に高く評価されたゴスペル出身のソウルシンガー
サムクック・マイフェイバリットチューンをお届けしたいと思います。
目次
Chain Gang
1961年、奴隷のように鎖に繋がれて働かされる黒人社会をテーマに
耳障りのいいポップスの手法を用いて世界にアピールしたチャールズ・クック(サムの父)との共作ソウルナンバー。
チェイン・ギャング(Chain Gang)
その手法を参考にしてブラック企業で社畜のように働かされる日本社会をテーマに
明るい曲調でニキータ4もそんな歌を作ってみようかな〜なんて思わせますね。
Twistin’ The Night Away
1962年の大ヒット曲
ツイストで踊り明かそう(Twistin’ The Night Away)
ビルボードHOT100で9位、R&Bシングルチャート1位を獲得。
聴いていてどんどん楽しくなるこの曲は僕らのオールディーズ業界でもマストアイテムな曲ですね。
トータス松本はCD化されていないサム・クックのアルバム『ツイスティン・ザ・ナイト・アウェイ』のアルバムをフルカバーでリリースしたり
ロッド・スチュワートはこの曲を含め、何曲もカバーするほどサムを敬愛しているのが伝わります。
Wonderful World
1960年のこちらも大ヒットナンバー
ワンダフル・ワールド(Wonderful World)
数多くのアーティストからカバーされた名曲。
日本で言えば、ウルフルズやクレージーケン在籍時のクールスのカバーが有名ですね。
公民権運動に参加していたサムクックの白人社会への批判ともとれる歌詞の内容です。
Cupid
1961年US RCA VICTORレーベルからのシングル
キューピットよ、あの娘をねらえ(Cupid)
ヒューゴ・ベレッチ&ルイージ・クリエートアのプロデュース。
ミドルテンポのバラードがサムの声に合って、心地いいですね。
スプリームスやオーティス・レディングもカバーしました。
You Send Me
1957年サムがゴスペル・グループとして活動していたソウル・スターラーズからソロへ転向し
初の成功を収めた曲
ユー・センド・ミー(You Send Me)
ビルボード TOP100とR&Bチャートで1位を獲得。
アレサ・フランクリン、オーティス・レディング、パーシー・スレッジ、ロッド・スチュワート等
数多くのBIGアーティストからもカバーされた名ソウルクラシックです。
A Change Is Gonna Come
ゴスペルをルーツに持つサム・クックが 「ワンダフルワールド」や「ツイストで踊り明かそう」等
白人向けのポップスを中心にソングライターとしても人気を得ていましたが
ある日、ボブ・ディランの「風に吹かれて」に影響を受け
自分が人種差別に関する痛切な楽曲を書いてない事を悔しく思い
「いつかきっと変化は訪れる」と
人種差別はびこる社会を変えたいと強く願い、メッセージに込め創られた
ア・チェンジ・イズ・ゴナ・カム(A Change Is Gonna Come)
そんなサム・クックに憧れ、師と仰ぎ背中を追っていた人の中にオーティス・レディングも。
数多くのアーティストからもリスペクトされていたサム・クックですが、1964年12月にモーテルで撃たれ不慮の死を遂げ33歳の若さで帰らぬ人となるのです。
To Be Continued・・