マドモアゼル・ブルース ザ・ジャガーズ
1967年「君に会いたい」でレコードデビューしたザ・ジャガーズの
1968年リリース3rdシングル
作詞 橋本淳 作曲 筒美京平
マドモアゼル・ブルース
♪シルクの ドレスを 着せてあげたいー♪
スタジオ盤のシングルでは、桶を叩いたようなパーカッションの音やストリングスが印象的ですね。
切なく狂おしい系のジャガーズ節が堪能できる一曲ではないでしょうか。
この曲「マドモアゼル・ブルース」は甲斐バンドもカバー。
そして藤タカシ&ザ・トップライン、ニキータ4 でも人気のレパートリーとなっています。(アピールか?!)
ガール・フレンド オックス
タイガース、テンプターズと共に三大アイドルGSグループとして
人気を集めていたオックスの1968年デビュー曲
ガール・フレンド
ベース福井利男さんとドラムス岩田裕二さんを中心に1967年結成されたオックスのいでたちは
メルヘンチックでまるで少女マンガのようですが
ライブステージにおいてはアンプを壊したり、倒れ込んだり、ステージから転げ落ちたり、気絶する等、過激なパフォーマンスで話題を呼び
やがては「失神バンド」と騒がれました。
ボーカル野口ひでとさん(現 真木ひでと)と人気を二分していたキーボードの赤松愛さんらの失神の演出は
ライブ中に本当に失神する女子学生のファンが相次ぎ
学校側がオックスのライブに行くことを禁じたり、入場を厳しく取り締まったりといった「社会問題」にまで発展することに。
【過激】なパフォーマンス だったんですね〜
上の「ガールフレンド」の映像の中では
赤松愛さんのキーボード弾きながらのカメラ目線も【過激】。。(→どんどん腹が立ってくる笑)
そして、最後にはペコちゃんみたいにペロッと?!、それも【過激】。。(→イラッ笑)
のちに赤松愛さんは失踪脱退し、後釜に故 夏夕介さんが加入しましたが
GSブームの終息と共にオックスは1971年解散。
そのブームが終息する頃
オックスのブロマイド売り上げは、タイガースを大きく引き離し1位だったそうです。
◆映画「天使の誘惑」でのオックス
バラ色の雲 ザ・ヴィレッジ・シンガース
日活映画「二人の銀座」からのワンシーンよりのこのグループは
テンプターズ、タイガース、オックス等の長髪GSのグループとは一線を画す<短髪>スタイルで登場したザ・ヴィレッジ・シンガーズ
1967年リリースの3rdシングル
作詞 橋本淳 作曲 筒美京平 編曲森岡賢一郎
バラ色の雲
1965年、ギターの小松久さんを中心に結成され、新メンバーに迎えた清水道夫さんのムーディな声とブルコメ風な曲調を売りにしたこの曲はオリコン2位を記録。
ムード歌謡のハシリを予感させる昭和感漂わす曲ですね〜
1968年の5thシングル「亜麻色の髪の少女」は、2002年に島谷ひとみがカバーしリバイバルヒット。
また、ドラムスの林ゆたかさんはあのオールディーズ業界のトップ、ライブハウス「ケントス」のプロデュースをされた方でもあります。
君だけに愛を ザ・タイガース
1966年、瞳みのる、岸部修三(後の岸部一徳)、森本太郎、加橋かつみの「サリーとプレイボーイズ」に沢田研二が加わり「ファニーズ」に改名ののち
翌年1967年「ザ・タイガース」とすぎやまこういちが命名
1968年、そのザ・タイガースの4thシングル
作詞 橋本淳 作曲 編曲 すぎやまこういち
君だけに愛を
この曲は、ミリオンセラーを記録し、オリコンチャート2位にまで駆け登りました。(当時の1位はフォーククルセイダーズの「帰ってきたヨッパライ」)
この映像の中の歓声が熱狂的な人気を物語っているように
そのザ・タイガースの人気絶頂ぶりが伺えますね〜
ジュリーこと沢田研二が「君だけに~♪」と
指を指しながら歌うパフォーマンスに失神者が続出したといいます。
タイガースとはまーったく関係ありませんが
僕の知り合いのルー◯塚が「ダイアナ」の曲で指を指しながら歌うパフォーマンスには
目をそらす人が続出するでしょう。(←どーでもいいやろ?!)
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