
第3位 アンダー・マイ・サム Under my thumb

1983年、ストーンズは81年のアメリカンツアーをドキュメンタリー映画にした【レッツ・スペンド・ザ・ナイト・トゥゲザー】を発表。
そのアメリカンツアーのオープニングナンバー。
元々は、生前のブライアン・ジョーンズがマリンバを担当した1966年のアルバム「アフター・マス」からのジャガー/リチャーズによる初期のオリジナル曲
アンダー・マイ・サム Under my thumb
何万人もの大観衆が熱狂するスタジアムの映像、カメラワーク、
登場シーンからゾクゾクさせてくれます。
フットボールスタイルのミック・ジャガー。
ワイルドなスタイルのキース・リチャーズ
そして、後ろで支えるドラム、チャーリー・ワッツ。ギター、ロンウッド。そして寡黙そうなベース、ビル・ワイマン。
ストーンズ独特の雰囲気とグルーブがたまりませんね。
ギターにロン・ウッドが加入してからの、脱退前のベース、ビル・ワイマンを含む
全盛期の役者が揃った5人の勇姿が観れる貴重な映像でしょう。
(※その映像が削除されましたので2006年Zilker ParkでのLIVE映像を↓)


第2位 ミス・ユー Miss you

1978年リリースしたアルバム『女たち Some girls』よりの先行シングル
ミス・ユー
ディスコ・ミュージックが全世界のポップ・チャートを独占していた70年代後半。
それは、ロッド・スチュワートの「アイム・セクシー」やキッスの「ラビン・ユー・ベイビー」など、ロックと言われるジャンルまでもが
ブームに便乗するかのように、こぞってバスドラム4分打ちのディスコ・ビートを取り入れた時代。
そんなディスコ・ブームの真っ只中
当時、中学生であった僕でさえ
「ストーンズ、お前もか」
と、感じたこの曲が、【ミス・ユー】なのでした。
【ミス・ユー】はイギリスで最高3位、アメリカでは「悲しみのアンジー」以来5年ぶりとなる1位を獲得。
余談ですが、この曲スタジオ盤での【ミス・ユー】イントロ部分で聴こえるシカゴ・ブルース風なハープを吹く【シュガー・ブルー氏】に影響され、シカゴまでご本人様に会いに行ったというエピソードを持つ、筋金入りの
Mちゃんからの絶大なるリクエストを受け
【ミス・ユー】は藤タカシ&トップラインで、マストなレパートリーとなっております。(←宣伝したいだけやろ)

第1位 スタート・ミー・アップ Start me up

1981年リリースのアルバム『刺青の男』からの先行シングル
スタート・ミー・アップ
イントロのギターリフが印象的なゴキゲンなナンバーですが
もともとはこの曲、捨て曲として葬られていたのをプロデューサーが掘り起こし
新たに手を加え、甦らせたのでした。
俺をスタートさせろよ
俺に火をつけろよ
その気にさせろよ
<スタートミーアップ 訳詞>
ストーンズのライブではトップに演奏される事も多く、今では欠かせない一曲。
ミック・ジャガーは「80年代を代表する曲だ」とも語っています。
この頃になると、ストーンズのスタンス的にチャートの上位なんか狙ってなくとも
全米2位、全英7位を獲得するという。。
この曲のプロモ映像を観ててもおどけてみたり、とぼけてみたり
ラフというか、アバウトというか
チョイ悪で余裕な感じがイケてますね。
リキが入らない生き方に憧れてしまいます。
<スタートミーアップ・プロモーションビデオ映像>
<スタートミーアップ・ライブ盤映像>

まとめ
以上、後期のアルバム『アンダーカヴァー』以降の曲を除く
ローリング・ストーンズ・マイランキング全16曲
マイランキングというよりヒストリーっぽくなりましたね。
1962年に結成して56年間、メンバーチェンジはあったものの
一度も解散することなく第一線で活躍しつづける最長寿ロックバンド、ザ・ローリング・ストーンズ。
ミックとキースの不仲時代もありましたが、それをも乗り越え、バンドとして更に成長し
継続することの大切さを考えさせられます。
現役バリバリ平均年齢72歳(2018年現在)の巨樹バンドはまだまだ走り続けてます。
そのバイタリティ溢れるミック・ジャガーは72歳のとき8人目の子供を授かったそうです。(2018年現在で74歳)
ザ・ローリング・ストーンズ
これからも世界中のバンドのお手本となって、カッコよく年齢を重ねていくことでしょう。
それでは!
最後に【ジャンピング・ジャック・フラッシュ】の映像を観ながらお別れです。
長らくお付き合い頂きありがとうございました☆
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