みなさんどーも!UKです。
今日の沢田研二マイランキングは
1976年に発表した17枚目にあたるシングル曲を。
コバルトの季節の中で
1976年、収録アルバム「チャコール・グレイの肖像」
ソロデビューから17枚目のシングル
コバルトの季節の中で
この曲も70年代昭和のお茶の間を駆け抜けたGOODな曲ですよねー
作詞 小谷夏、そして作曲は沢田研二。
この曲がジュリー自身の自作曲なのです。
作詞の小谷夏とは「時の過ぎゆくままに」以来、ジュリーの才能を最大限に引き出したと言われる演出家久世光彦の事。
♪足早に過ぎていく この秋の中で
あなたを見失いたくないのです♪
この曲を発表する前年に、ザ・ピーナッツの伊藤エミと入籍したジュリーの気持ちになって作詞したのでしょうか。
作曲家の顔を持つジュリーは他にも
作詞山口百恵とのタッグでアンルイスの「ラ・セゾン」を作曲したり
内田裕也、松田優作、ザ・ピーナッツ、ワイルドワンズはじめ、
他にも驚くほどの楽曲を提供しています。
歌だけにとどまらない素晴らしい才能を持ち合わせた音楽家なのですね。
この【コバルトの季節の中で】は
1976年5月に引き起こされた<ジュリー新幹線事件>のあとに出された楽曲。
歌詞の中に
♪なにか悲しいこと あったのでしょうか
誰だって過去はつらいですね
だから今朝は何も話しかけません
(中略)
あなたを見失いたくないのです♪
とあるように
新幹線事件のちょうど後のタイミングで
この作詞を手がけたジュリー大好きな久世光彦が
ヤンチャで怒りっぽいジュリーへ向けて書いたメッセージソングという説も。
そもそも学生の頃は番長だったジュリー。
後年のライブでは
往年のヒット曲を歌って媚びる事はしないし
今からはやりたい事をやると宣言し
原発の事を歌ったり
ライブのMC中「早く歌ってー」と言いだしたファンに対して怒り出したり
生き方はロックですねー
思った事にブレず正直に生きているジュリーは素敵です。
そして大好きなビールもたらふく飲み、好きなものもガンガン食って
激太りしたジュリーも僕は素敵だと思います。
今日もご訪問ありがとうございました☆