回顧ヒストリー34 初オリジナル曲

 

 

 

 

 

 

 

そんなこたぁタブーだと頭ではわかりながらも

演奏中はほとんど彼女を見ていたのだろう。

 

その日はドラムに近い距離で、彼女はお客とチークを踊っていた。

 

そんな時、僕の視線を察したのか

こっちを振り向く彼女。

 

 

バチーンと目が合ってしまった。

 

 

 

するとまさかの!

 

 

 

「ニコッ」と笑顔が。。

 

 

 

 

脳天からイナズマが走った。

 

 

 

 

その100万ドルの夜景のようにキラキラキラっと輝く笑顔は✨

「映画トラック野郎」に出てくるマドンナ降臨の瞬間のように

僕の度肝を抜いた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

天にも登る気持ちだった。

その一日はテンション急上昇。

その一日はもうお客とチーク踊らせないようスローナンバーは外した。

 

 

 

 

 

そんなある日、今日も演奏前の準備でモモタロー裏口の鉄の階段を登ろうとしたら

偶然にも!出勤時の彼女にバッタリ会った。

 

ニコッとしてくれた。

 

夕方前でまだ明るい時間の彼女だったが

夜の彼女に勝るとも劣らない輝きを放っていた。

 

勇気を振り絞って言ってみた。

「あ、あのさ、今度さ、メシでも食いに行かん?」

 

 

そしたらニコッとして

 

「いいわよ」

 

その場で鼻血ドバーーッと飛び出すかなと思うくらい

テンションは急上昇。

その夜の演奏は、全曲テンポプラス15くらい速かったかもしれない。

 

 

 

 

初オリジナル曲

 

 

その頃になると

今井秀明作詞作曲

横道坊主の初のオリジナル

「ラストレター」が完成していた。

 

モモタローで早速演奏させてもらうと

メロディックでノリの良いこの曲はすぐに受け入れてくれ

フロアはダンシングMAX状態で応えてくれた。

 

 

 

♪あの娘のレター

泣いてるレター

涙で滲んでる

一人でこの街 出るなんて

誰にも告げず

 

 

Ah 俺の愛は あの娘と消えちまう〜

Ah もう一度 お前に会いたい♪

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

to be continued・・

 

 

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