セイブ・ミー
1980年のアルバム『ザ・ゲーム』に収録された
セイブ・ミー(Save Me)
美しいメロディで始まるもサビになると力強く「僕を救い出して」と歌うこの失恋の歌はギターのブライアン・メイが作詞作曲。
そのサビからの重厚なバックサウンド、そしてコーラス、ギターのオーケストレーション奏法、
やはりこの独特のローピッチでパンチのあるドラム!
一発でクイーンの音とわかる独特のバンドサウンドではないでしょうか。
地獄へ道づれ
1980年のアルバム『ザ・ゲーム』より
地獄へ道づれ(Another One Bites the Dust)
映画『ボヘミアン〜』でもこの曲取り上げられましたが、時は80年代。ついにQUEENも全世界で流行しているディスコビートを取り入れようとの提案に、劇中では難色を示すメンバーをはねのけながらも完成したこの曲でした。
結果、世界的に大ヒットしセールスは200万枚を越えるクイーン最大のヒット曲となったのです。
作詞作曲はベースのジョン・ディーコン。
CHICの「グッドタイムス」を彷彿とさせるベースラインが印象的ですね。
ジョンはCHICのメンバーと交流があったらしいので、そうとう彼らのサウンドをリスペクトしていたのでしょう。
心の絆
QUEENの1986年アルバム『カインド・マジック』より
心の絆(Friend Will Be A Friend)
ジョン・ディーコンとフレディ・マーキュリーの共作
映画『ボヘミアン~』にはこの曲出てきませんでしたが、バンドの解散のピンチを乗り越え
「友達は何があっても友達」と歌うこの曲もQUEEN後期の名曲。
ボヘミアン・ラプソディ
1975年クイーンの4thアルバム『オペラ座の夜』からのシングルカット曲
話題の映画タイトルにもなった
ボヘミアン・ラプソディ(Bohemian Rhapsody)
途中でオペラのような展開をはさむ6分ものこの大作「ボヘミアン・ラプソディ」は
強烈な歌詞から始まります。
ママ、僕はたった今、人を殺してきたんだ
あいつの頭に銃を突きつけて引き金をひいたらあいつは死んじまった
という戦慄が走る歌詞。
しかし真の意味の【あいつ】とは自分の事だったのですね。
今までゲイであることを隠していたフレディ自身の苦しみだったのでしょう。
「現実と向きあわなきゃ」「僕は死にたくないんだ」「僕なんか生まれてこなけりゃよかった」
あらためて歌詞を見直してみると
ゲイであることの壮絶な苦悩を描いた曲だった事に絶句してしまいました。
ゲイであるからこその鋭い感性、芸術性の高いフレディ作の楽曲「ボヘミアン・ラプソディ」は
1975年にイギリスで9週連続1位となり、その後数週間に渡ってトップ10にランクイン。世界中の国々でも1位を連発。
2002年にはギネス・ワールド・レコーズが調査した「英国史上最高のシングルは?」というアンケートで
「イマジン」(ジョン・レノン)、「ヘイジュード」(ビートルズ)を抑えて「ボヘミアン・ラプソディ」が第1位となり
イギリスで最も愛される曲に認定されたのでした。<wikipedia参照>
To Be Continued