第7位 LOVE (抱きしめたい)
1978年9月リリース 25枚目のシングル
この年の第29回NHK紅白歌合戦で
ポップス曲としては異例である大トリを務めたジュリーのこの曲
LOVE (抱きしめたい)
♪あなたは帰る家がある
やさしくつつむ人がいる
指輪はずして 愛し合う
いけない女と呼ばせたくない♪
「不倫」の関係なのだなと情景が浮かんでくる阿久悠ワールド全開。
この頃ビジュアルを前面に打ち出したこの曲では
血染めの包帯をしたバージョンも。
♪さよなら さよなら さよなら・・♪と、
切なさで身が切られる思いを表現したかったのかもしれません。
アルバム『LOVE〜愛とは不幸をおそれないこと〜』収録。
第6位 TOKIO
1980年1月1日、29枚目のシングル
作詞はあの矢沢の「成りあがり」を書いた糸井重里。そして、作曲 加瀬邦彦。
♪空を飛ぶ 街が飛ぶ スーパーシティが舞い上がる TOKIO♪
大晦日の「行く年来る年」から
1980年1月1日元旦へ移り変わった時にTVの生放送でパフォーマンス披露し
80年代の幕開けを華々しく飾った
TOKIO
パラシュートを背負うド派手な衣装は250万かかってるのだとか。
次々とド派手なパフォーマンスに走っていくジュリーに
デビューから連れ添ったバックバンドの井上堯之は「もうついていけない」と
井上堯之バンドを解散してしまいます。
YMOのテクノポリスからヒントを得てTOKIOと名付けられたこの曲は
第22回日本レコード大賞編曲賞受賞。
第5位 酒場でDABADA
1980年9月、31枚目のシングル
酒場でDABADA
80年代に入り、1月にリリースした「TOKIO」におけるパラシュート等の派手なパフォーマンスに
ついていけなくなった井上堯之が【井上堯之バンド】を解散したのがこの頃。
動画を見るとバックバンドが変わっています。
【オールウェイズ】
【EXOTICS】の前身バンドですね。
第22回日本レコード大賞 金賞、
第11回日本歌謡大賞 放送音楽賞 受賞。
第4位 ストリッパー
ジュリー自作曲のこの曲は1981年9月にリリースされた34枚目のシングル。
ロカビリーかグラムロックか?
派手なメイクで中性的な漂わすジュリー。
バックバンドは前身のオールウェイズを経て新しく編成された吉田建がリーダーを務めるEXOTICS。
今までの【井上堯之バンド】の70年代サウンドから
【JULIE&EXOTICS】として80年代ロックバンドスタイルへと変わっていきました。
さ、いよいよベスト3の発表! (次ページへ)