みなさんどーも!UKです。
今日はソウルミュージックへと発展するルーツになったゴスペルについて少し語ってみたいと思います。
ゴスペル
ゴスペルとは簡単に言うと、アメリカで黒人が集まる教会で歌われている歌です。
誰か一人が歌い出せば全員が手拍子を取り、声を合わせて歌い出す、あの映画「天使にラブソングを」のような光景を思い出しますね。
「ゴスペル」はルーツを辿れば、17世紀にアフリカからアメリカへ強制的に奴隷として送られた黒人が神に救いを求め、賛美歌を捧げたスピリチュアルズと言われる「黒人霊歌」がゴスペルの基盤となり、
そこからブルース等、様々な音楽と混ざり合い「ゴスペル」が形成されました。
ゴスペル出身のサム・クック、レイ・チャールズ、ジェームス・ブラウンらは、ゴスペルとR&Bを咀嚼しながら発展させ、ソウル・ミュージックと呼ばれる新しいジャンルを開拓した。<wikipediaより>
今日は、ゴスペル出身のソウルシンガーの一曲を。
(You make me feel like)A Natural Woman アレサ・フランクリン
「ローリングストーン誌が選ぶ歴史上最も偉大な100人のシンガー」栄えある堂々の第1位。
サザン・ソウルとしてはオーティス・レディングと人気を二分し
【クイーン・オブ・ソウル】
【レディ・ソウル】の名を欲しいままにしたアレサ・フランクリン。
そのアレサの母は「全米で最も優れたゴスペル歌手のひとり」と称され、父は牧師という環境で育ったアレサは幼い頃から大いに「ゴスペル」の影響を受けました。
1961年にデビューするも大きくは売れない時期を経て
66年アトランティックレコードに移籍してからは、前レコード会社で封印されていた「ゴスペル・フィーリング」を打ち出し、ヒットを連発。
1972年に発表した「アメイジング・グレイス」は『最も売れたゴスペルアルバム』として認定され、アレサはグラミー賞 最優秀ソウル・ゴスペル・パフォーマンス賞を受賞しました。
このアルバムは200万枚以上売れ、40年以上経った現在でも記録は破られていません。
持ち味のゴスペルフィーリングを打ち出した「明日を架ける橋」「ア・チェンジ・イズ・ゴナ・カム」も素晴らしいですが
ホイットニーヒューストン、セリーヌディオン等、数々のアーティストから愛されカバーされたキャロルキングの名曲
ナチュラル・ウーマン
は、やっぱりもっと好きだな〜
そのアレサ・フランクリン
2018年8月16日
訃報が届きました。
享年76歳
膵臓がんのためお亡くなりになりました。
世界はまた偉大なソウルの巨人を失くしました。
R.I.P.
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