みなさんどーも!「自称晴れ男」UKです。
いや〜映画ってホントいいものですね。(by 水野晴れ男)
UKが選ぶ映画ランキング
今回の3本は1990年代の映画ですので
ヴィンテージ・シネマではないですが(汗)
7位から発表してまいりましょう。
◆前回のランキング
第7位 バック・ビート
1994年 イギリス映画 監督イアンソフトリー
<あらすじ>
ビートルズの幻の5人目のメンバー、スチュワート・サトクリフの物語。
画家志望のスチュワートは親友ジョン・レノンに誘われ、バンド「クオリーメン」(ビートルズの旧名)へ加入するが、ハンブルグへ巡業した時に知りあったアストリッドに惹かれ、再び絵を描く事を決心する。
音楽より彼女を優先し出した事がメンバーとの溝を作り、スチュはやがてバンドを去る。
それでもジョンとの友情は変わらなかった。
脳腫瘍を宣告されたスチュはジョンにバンドに戻るよう説得されるのだが戻る事はなかった。
ビートルズのデビューアルバムが届いた日、スチュは21歳の若さで帰らぬ人となるのだった。
ラストは哀しい映画なのですが
バンド演奏シーンは
これぞまさしくドサまわり。
売れる前のビートルズを描写。
若さみなぎる荒々しい演奏の音は、
ソウルアサイラムやデイブグロール等のオルタナティブロックバンドがレコーディング担当。
サントラ盤も素晴らしい。
デッカい夢に向かって突き進むジョン&メンバー
それと対照的な自分に忠実に生きるスチュ。
バンドをやってると「方向性の違い」というのは絶対不可欠と言っていいほど出てくるもの。
スチュ:「おまえのバンドだろ?」
ジョン:「ちがう、俺たちのバンドだ。」
のセリフのシーンが好きです。
第6位 すべてをあなたに
バンド物の映画は大好きなのでもういっちょ。
1996年アメリカ映画 監督トムハンクス
<あらすじ>
地元のバンドコンテストで
ドラムの代役を務める事になった主人公のガイが、
課題曲のテンポを即興でアップビートに変えたところ、会場で大ウケし、
バンド「ワンダーズ」はそれからトントン拍子にメジャーデビュー。一躍スターへ。しかし、メンバーそれぞれの身辺も変わっていき、別々の道を歩んでいく。
ドラマーが主人公というのも良かったし、
トムハンクスが監督、脚本。自らもマネージャー役として出演、またサントラ盤の数曲はトム自身が作詞作曲しているという入れ込みよう。
今まで「フォレストガンプ」等のトムしか知らなかったから、この映画を製作した才能に感服しファンになった一作です。
メインの曲「That’s thing you do」がめっちゃゴキゲンでサイコー。
バンドメンバーのそれぞれのキャラも面白く、バンド始めた頃の初期衝動を煽ってくれる。
やっぱりバンドはスターへ登っていく段階が一番美しい。
第5位 パルプ・フィクション
1994年 アメリカ映画 監督クエンティンタランティーノ
いくつかの話が同時進行するストーリーで
内容がすごく面白いってワケじゃないけど、
全体に危なくてヤバい。
ヤバいけどカッコいい。
監督のタランティーノが愛好している曲をこの映画に選曲したと言われる「ミザルー」はじめサーフミュージックもヤバくてかっこいい。
この映画は「ヤバかっこいい」という言葉が合うような気がする。
映像やPulp Fictionの文字体までヤバかっこよくて、
The VisitorやニキータのロゴフォントはPulp Fictionに近いイメージで作ったのでした。
そして、長髪のジョン・トラボルタ。
歳もとったし太っているので往年のダンスのキレはそれ程ないにしても、やっぱりこの人の素敵なダンスシーンは必見。
この「ヤバかっこいい」映画は
1994年アカデミー賞脚本賞、
またカンヌ国際映画祭では最高栄冠のパルムドールを受賞し、
今後のタランティーノ映画に興味を持たせる一作なのでした。
以上、7〜5位。
続きはまた!
今日もご訪問ありがとうございました☆