みなさんどーも!UKです。
今日の沢田研二 ヒット曲マイランキングは
1978年1月にポリドールレコードからリリースされた22枚目のシングル曲。
サムライ
♪片手にピストル 心に花束
唇に火の酒 背中に人生を
アーアーアーアーーアアアーー♪
革ジャンにナチスの腕章、そして刺青、ナイフ。
ジュリーがこのヴィジュアルで「ザ・ベストテン」や「夜のヒットスタジオ」の番組に登場した時は
僕の子供心にインパクト十分でした。
作詞 阿久悠 作曲 大野克夫
ヴィジュアルや曲の良さもさることながら
阿久悠の歌詞の世界へも次第に惹かれていくこの曲
サムライ
♪ありがとう ジェニー お前はいい女だった
半端なワインより酔わせてくれたよ♪
サムライが収録されているアルバム「思い切り気障な人生」には
コンセプトと思われる、気障(キザ)で勝手な男の美学の世界が繰り広げられています。
♪寝顔にキスでもしてあげたいけど
そしたら一日 旅立ちが延びるだろう
男は誰でも不幸なサムライ
花園で眠れぬことも あるんだよ♪
闘いに出る男はみんなサムライ
男は女を振り切ってでも闘いの旅に行かねばならない事もある
それは抗争かもしれない。戦争かもしれない。ビジネスかもしれない。
子供の時にはわかりませんでしたが
男の宿命的な不幸な生き方の中に
男のロマンやダンディズムを見つけるのです。
それがサムライスピリッツ。
サムライ=男の美学とも言えるのかもしれません。
♪部屋から出たなら 冷たい木枯らし
お前のからだのぬくもりが消えてゆく
男はいつも 悲しいサムライ
しあわせに照れてる事もあるんだよ♪
キザかもしれませんがこれもサムライ。=男の美学
女性から見たらくだらないと思われるのでしょうか・・(^^;;
◆沢田研二 マイランキング ヒット14曲 総集編はこちら
男の美学
故郷の柴又へ帰るたび、出会うマドンナに心ときめいている寅さんの花園の日々。。
しかしマドンナに振られたとわかりゃ
さっさと引き際よく
旅に出る。
自分を戒め
孤独なテキ屋稼業の旅へと舞い戻るべく
去っていく。
これも寅さんの美学
ひとつの「サムライ」なのではないでしょうか。
寅:「あばよ、さくら」
さくら:「もう少しでお正月なのに居れないの?」
寅:「そこが渡世人のつれぇところよ」
男はつらいよ・・
今日は「つらい男の美学」の話でした。
今日もご訪問ありがとうございました☆
◆沢田研二 マイランキングヒット14 総集編はこちら