回顧ヒストリー35 背徳の恋

 

 

 

 

 

 

モモタローの目を盗み、二人はおちあった。

それはイケナイ事と知りつつも。

しだいに逢う時間を重ね、二人はとうとうイケナイ関係になってしまっていた。

 

彼女はモモタローの指名ナンバーワン。

お店にとってみれば、大事な商品だ。

 

「商品に手を出すな」が鉄の掟のこの世界。

 

だが、この気持ちは抑えることが出来なかった。

 

頭の中はいつもあの娘の事でいっぱい

 

初めての本気の恋だった。

 

 

 

 

ここのモモタローでバンドで仕事させてもらっているのに

不義理で

背徳の恋とわかりつつも

どうしようもなかった。

 

しかし、

それより以上に

立ち塞がる大きい背徳の壁があるのだった。

 

 

 

それは、、

彼女と

本気で付き合いたかったのだが

彼女には

 

 

彼氏がいた。

 

 

 

 

 

 

 

 

♪愛したいけど she belongs to him

恋はgood feeling I love her Oh yes

涙が止まらない 彼女は彼のもの

Oh 悲しい恋心

A lonely day again Oh no ♪

 

(by彼女は彼のもの  キャロル)

 

 

 

 

 

 

逢えないときは寂しかった。

というより辛かった。

頭の中はいつも彼女の事でいっぱいだった。

 

彼女はモデルのような容姿で

背の低い僕とは不釣り合いだとわかっていたけど、この気持ちは止められない。

 

他のメンバーもお店の女の子とヨロシクやってて

タンゲなんか自分もうまいことやってるくせに

「あの娘はやめとけ」と僕にうるさかったから

 

「ワイはなんでこの気持ちばわかってくれんとや!?」

 

と、その辺にあったマッチ箱をタンゲに投げつけた。

 

 

が、

 

 

ヒョイと軽くよけられ・・(汗)

 

 

 

 

 

さらに僕を激昂させることもたびたびだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

to be continued・・

 

 

 

 

 

 

 

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