みなさんどーも!UKです。
今回のマイフェイバリット・チューンは
英国ロンドン出身、
数々のグループを経て、1966年 ジェフベック・グループにボーカリストとして加入後、
1969年にスモールフェイセズ、のちのフェイセズに加入。
同時に、ソロシンガーとしての活動もスタートさせ
1971年「マギー・メイ」のNo.1ヒット獲得から
ついに “世界的なロック・スター”としての幕開けとなり
シングル、アルバム合計で2億5000万枚のセールスを叩き出したグレートなシンガー、
ROD STEWART
その独特のしゃがれ声は、一度聴いたら忘れられないロック・シンガー
ロッド・スチュワート・マイフェイバリット・チューンをお贈りしたいと思います
目次
アイム・セクシー Da Ya Think I’m Sexy?
1978年のアルバム『Blondes Have More Fun(スーパースターはブロンドがお好き)』より
アイム・セクシー Da Ya Think I’m Sexy?
世の中はディスコブームの真っ只中!
ビージーズやあのローリングストーンズまでがこぞってディスコアレンジを取り入れるほどの
ディスコブームだった70年代後半、
それに便乗するかのように
ロッド・スチュワート本人と、バニラファッジの名ドラマー、カーマイン・アピスが共作し、
プロデューサーにトム・ダウドが手がけたこの曲は
全米、全英ともにチャートNo.1を獲得。
ロッドといえば「セイリング」のイメージでしたが
この曲はディスコの要素もありながら、重厚なドラムが印象的で
すごく新鮮に感じ、すぐさまレコード屋にLPレコードを買いに行った記憶が甦ります。
フェイセズの頃からのブルース色なロッドのファンは
この<ディスコ調>に裏切られたと感じたみたいですね。。
それでも根本は大切にしつつ、新しいものにも取り入れチャレンジしていく姿勢は
やっぱり大事だなと思うのです。
もう話したくない I Don’t Want To Talk About It
1975年 ロッド・スチュワートがアメリカ進出を狙って
リリースしたアルバム『アトランティック・クロッシング』より
もう話したくない I don’t want to talk about it
“もう話したくないよ
でももう少しここに居させて欲しいんだ”
歌詞的にも曲調的にも
しっとりと、そしてじわじわ極まっていくバラードですね。
原曲は、ニール・ヤングのバックバンド「クレージーホース」のギタリストとして活躍し、
若くしてドラッグで亡くなったダニー・ウィッテンのオリジナル曲。
そのカバー曲は、ロッドのコンサートで
オーディエンスと大合唱となるほど、ハイライトシーンに使われる名曲となりました。
今回は、ロッドがロイヤルフィルオーケストラとコラボしたバージョンを。
胸につのる想い You’re In My Heart(The Final Acclaim)
1977年のアルバム『明日へのキックオフ(Foot loose&Fansy Free)』からの1stシングル
胸につのる想い You’re In My Heart (The Final Acclaim)
全米チャート4位、全英チャート3位。
ロッド自身が作詞作曲のこの曲は
アコギの響きも印象的で、心が優しくなるようなバラードですね。
味のあるしゃがれ声がホント心地いい曲です。
この曲を収録したアルバムからドラムはバニラ・ファッジのカーマイン・アピス、
ベースにフィリップ・チェンがレギュラーバンドに加わり
次アルバム「アイム・セクシー」への大ヒットに繋がる伏線となる
ロッドがノリにノっている時期の名曲ですね。
マギー・メイ Maggie May
1971年のアルバム『エブリ・ピクチャー・テルズ・ア・ストーリー』より
マギー・メイ Maggie May
全米チャート1位、全英チャート1位。
70年代の匂いがプンプンするブルージーでメロディアスな曲ですね。
ロッドとマーティン・クエッティントンが共作したこの曲は
カバー曲「リーズントゥビリーブ」のB面扱いでしたが、
ラジオのDJ達が、こぞって「マギー・メイ」をA面扱いで紹介し、
そのうちイギリスで1位を記録。
当時、ロッドは現ローリング・ストーンズのロン・ウッドと共に
バンド「フェイセズ」に参加。
それと併行してソロ活動を続けていたロッドの
ソロとして初のNo.1ヒット曲となりました。
そのNo.1へと押し上げるキッカケにもなった「Top of The Pops」に出演した映像、
当時のロン・ウッドも観れますね。
今夜きめよう Tonight’s the Night
1976年の7thアルバム『ナイト・オン・ザ・タウン』からのシングルカット
今夜きめよう Tonight’s the Night(Gonna Be Alright)
全米チャート1位、全英チャート5位。
米国へ進出し、ワーナーブラザーズレコードへ移籍第2弾アルバムからの
シングルカット曲は2度目のナンバーワン曲となりました。
ロッドの持ち味であるハスキー&ソウルボイスが心地いいですね。
一度聴いたらロッドとわかるあの声と歌唱力。
現在76歳(2021年時点)になっても活躍を続ける
本物のシンガーということを証明しています。
あの西城秀樹や沢田研二、矢沢永吉、そして
一時期は同じ髪型をしてコンサートでロッドの曲を歌っていたビートたけし
他、数えきれない有名なアーティストにも影響を与えているのです。
ステイ・ウィズ・ミー Stay With Me
1971年 ロッドがフェイセズ時代の3rd アルバム『馬の耳に念仏』に収録された
ステイ・ウィズ・ミー Stay With Me
全米チャート17位、全英チャート6位。
ロッドとロンウッドが共作した
ノリノリのロックンロールナンバーですね。
この「ステイ・ウィズ・ミー」のイントロ、
キャロルの「ヘイタクシー」1975年LIVEバージョンっぽいと思うのは
僕だけでしょうか。。
キャロルも当時フェイセズに影響を受けたのかな?
アップテンポのイントロからテンポダウンし
ルーズに刻むロンウッドのギター。。
そのアレンジ展開は、もう「ただただ、カッコ良すぎる」に尽きます。
バンドスタイルのロッドスチュワート、
スタンドマイクのパフォーマンスもイカしてます。
ホット・レッグス Hot Legs
1977年8thアルバム『明日へのキックオフ』より
ホット・レッグス Hot Regs
メディアムテンポのヘヴィーでノリノリのロックンロールナンバーですね。
そのヘヴィーなサウンドを醸し出すリズム隊は
第一期ジェフベックグループにロッドをボーカルに誘った(ロッドは断ったが)
ベックボガード&アピス(BB&A)のドラマー、カーマイン・アピス。
そしてベースは、ジェフベックグループでプレイしていたフィル・チェン。
この二人がアルバム『明日へのキックオフ』からレギュラーバンドに加わり
独特な重厚さを醸し出し、ロック色が強くなったと感じます。
ロッドのロック魂もさらに伝わってきますね。
セイリング Sailing
1975年のアルバム『アトランティック・クロッシング』より
セイリング Sailing
全米チャート58位、全英チャート1位。
サザーランド・ブラザースの原曲(1972年)をカバーしたこの曲、
言わずと知れた壮大なる名曲ですね。
愛する人がいる家へと向かう船乗りが、荒れ狂う嵐の海の中へやがて命を失うという
悲しい詩の内容ですが
ロッドの歌声には希望へと立ち向かっている歌のチカラを感じます。
スタジオ録音では、この曲だけ
アルコールを一滴も飲まずに歌入れした唯一の曲だとか。
To Be Continued・・