みなさんどーも!UKです。
今、巷で超話題に、また社会現象になっているという映画『ボヘミアン・ラプソディ』を観に行ってきました。
バンド物の映画となればそりゃあ面白いに決まってますよ。
ええ、楽しみにしてました。
バンドがメジャーへのし上がっていくプロセスを観れるのも面白いし、音楽以外の世界にも通ずる様々な組織の縮図を見ているような部分もあり、バンド映画ってやっぱり好きですね。
今回観に行ってきた映画はイギリス出身のロックバンド【QUEEN】を題材にしたブライアン・シンガー監督映画『ボヘミアン・ラプソディ』
巷で超話題になってるし評判も良いので楽しみにしてました。
だいたいのあらすじはというと
「パキ野郎」と差別されていたペルシャ系インド人のフレディ・マーキュリー(ヴォーカル)が【QUEEN】のメンバーと出会い
バンド【QUEEN】として成功を掴み、活動して行く過程の中でバイセクシャルである事に苦しみ葛藤し、ゲイであることをカミングアウトし、エイズになったことを告白し・・
おっと、それ以上はネタバレになるので書きませんが、
1991年に45歳という若さでこの世を去ったフレディ・マーキュリーのこのストーリーを通して
「絆」とは、「生き方」とは、「自分に正直に生きる事」とは
などなど、あらためて考えさせる映画でしたね。
ほんと、バンド物の映画は面白い。
演奏シーンはもちろんの事ですが、今回はQUEENを演じるメンバーがご本人様とホント 激似 な事もポイント高。
まるで本物を見ているような迫真の演技。
やっぱ最後の20分、20世紀最大のチャリティコンサート「ライブエイド」のシーンは圧巻でしょう。
スタジアムでのその迫力ある演奏、懐かしいQUEEN曲のオンパレード、スクリーンに映し出される日本語に訳された【歌詞】が思わず涙を誘いました。
家に帰ってYouTubeで本物のQUEENがライブエイドに出演した当時の映像見たけどカンペキに同じですね。
そのまんまの再現度の高さにも感動。
音楽もの、特にバンドものの映画は映画館で観るに限りますね。
なんたって迫力が違います。
映画はじまって中盤あたりからトイレ行きたくなってたけど、ずっとガマンするほど釘付けになってました。
約2時間15分の上映中、たぶんひとりとして席を立たなかったと思います。
終映後、僕も含めみんなドッとトイレに駆け込み、8割の人たちが涙で鼻をすする音が聞こえました。
いや~バンド物の映画ってやっぱりいいもんですね~(by 水野晴れ男)
観客は中高年の人が多いんだろうなと思いきや、特に20~30代くらいの若い人が多かった。
このクイーン・ブームにのって若い人たちにもっと「ヴィンテージ・ミュージックブーム」が到来してほしいなと思いました。
ピックアップ・ヴィンテージナンバー
今日のピックアップ・ヴィンテージナンバーは
1975年クイーンの4thアルバム『オペラ座の夜』からのシングルカット曲
上記の映画のタイトルにもなった
ボヘミアン・ラプソディ
途中でオペラのような展開をはさむ6分もの大作「ボヘミアン・ラプソディ」は
強烈な歌詞から始まります。
ママ、僕はたった今、人を殺してきたんだ
あいつの頭に銃を突きつけて引き金をひいたらあいつは死んじまった
という戦慄が走る歌詞。
しかし真の意味の【あいつ】とは自分の事だったのですね。
今までゲイであることを隠していたフレディ自身の苦しみだったのでしょう。
「現実と向きあわなきゃ」「僕は死にたくないんだ」「僕なんか生まれてこなけりゃよかった」
あらためて歌詞を見直してみると
ゲイであることの壮絶な苦悩を描いた曲だった事に絶句してしまいました。
ゲイであるからこその鋭い感性、芸術性の高いフレディ作の楽曲「ボヘミアン・ラプソディ」は
1975年にイギリスで9週連続1位となり、その後数週間に渡ってトップ10にランクイン。世界中の国々でも1位を連発。
2002年にはギネス・ワールド・レコーズが調査した「英国史上最高のシングルは?」というアンケートで
「イマジン」(ジョン・レノン)、「ヘイジュード」(ビートルズ)を抑えて「ボヘミアン・ラプソディ」が第1位となり
イギリスで最も愛される曲に認定されたのでした。<wikipedia参照>
その「ボヘミアン・ラプソディ」の和訳歌詞つき映像を観ながらお別れです。
ではまた!
今日もご訪問ありがとうございました☆