ドッサウェイ☆ Like A Rolling Stone

マーヴィン・ゲイ 名曲 人気曲 おすすめ マイフェイバリット・チューン

 

 

 

 

 

 

みなさんどーも!UKです。

 

モータウン社長ベリー・ゴーディから才能を見出されてからはソウル・シーンの第一線で活躍するも

人気を得た一方で苦悩をも負い続けた、ソウルを語る上で避けては通れない波乱万丈のレジェンド

マーヴィン・ゲイ

自らのセルフ・プロデュースで社会的問題をテーマにしたコンセプト・アルバムを発表し

会社(モータウン)の方針と反してでも、自分の表現をやってのけたのは当時、黒人ミュージシャンでは画期的であり

それは今までになかった【ニュー・ソウル】として確立、位置づけをされました。

マーヴィンの思想はやがて、カーティス・メイフィールドやダニー・ハサウェイ、スティービー・ワンダーらの黒人アーティストを触発させ、個の表現を生み出させる【ニュー・ソウル】の旗手となり

その後もソウルミュージックに限らず、数知れない世界のアーティストに多大なる影響を及ぼしました。

ローリングストーンが選ぶ歴史上最も偉大な100人のシンガー第6位

マーヴィン・ゲイ マイフェイバリット・チューンでお贈りしたいと思います。

 

 

 

 

What’s Going On

 

曲調はその洗練さと華麗なるゆえ、時代を超えてもあまりに愛され続ける楽曲ですが

歌詞は戦争から帰還した弟の体験を元に創られた

1971年マーヴィン・ゲイの反戦ソング

愛のゆくえ(What’s Going On)

当初、モータウンの社長ベリー・ゴーディはこの曲のリリースを拒否していましたが

結果、全米ビルボード2位、R&Bシングルチャート1位の数字を叩き出す事となりました。

同名タイトルのアルバム『What’s Going On 』は、戦争、環境問題、人種差別等の社会問題をテーマにしたコンセプトアルバムで

モータウン界では斬新かつ、ソウル・ミュージックに留まらない大名盤を生む事となりました。

そのマーヴィンのボーカルはもちろん、サウンドクリエイターとしても超偉大なアーティストですね。

 

 

 

Mercy Mercy Me

 

1971年、社会問題をテーマにし、一貫してメッセージが込められたコンセプトアルバム『What’s goin on』から

同年6月にシングルカットされた

マーシー マーシー ミー

「青空は失われ・・毒物が北から南から東から風に乗ってまき散らされている」「海は廃油にまみれ・・魚は水銀におかされている」

環境汚染を憂うマーヴィンの自作詞作曲のこの曲は

ビルボード4位、ソウルチャート1位を獲得しました。

 

 

 

Let Get It On

 

1973年、13thアルバム『Let’s Get It On』より同名シングル

レット・ゲット・イット・オン(Let’s Get It On)

ビルボードHot100とソウルチャートで1位獲得。

『What’s goin on』の社会問題的路線からは一変しますが

愛の開放感を官能的に歌い、リラックス感が漂う感じがいいですね。

この曲のレコーディングをきっかけにジャニス・ハンターと恋に落ちたと言われてます。

 

 

 

 

Distant Lover

 

同じく1973年のアルバム『Let Get It On』より

遠い恋人(Distant Lover)

このスロー・ナンバーに身を委ねてお酒を飲みたくなりますね。

ソウル・ミュージックとお酒は相性バツグン!

マーヴィンのファルセットとシャウトがたまらない。

その極上ヴォイスをグラスを傾けながらずっと聴いていたくなります。

 

 

 

 

 

I Want You

 

1976年のアルバム『I Want You』から

アイ・ウォント・ユー(I Want You)

プロデューサーのリオン・ウェアが自作曲したムーディでメロウなソウル・ナンバー。

イントロが長いのですが、打楽器の生々しい音から釘付けになっていきます。

そしてマーヴィンの歌始まりからまたグッと引き込ませ、多重ボーカルの濃密な世界へと溶け込ませる。

歌詞は「What’s Going On」のメッセージ性の高さからは遠ざかり

世俗的な内容へ一転しているのも興味深いのではないでしょうか。

 

 

 

 

I Heard It Through the Grapevine

 

時は遡り、60年代のマーヴィン・ゲイ自身の最大のヒットとなった1968年リリース

悲しいうわさ(I Heard It Through the Grapevine)

ディープでサイケデリックでスモーキーな味わいですね。

ノーマン・ホイットフィールドとバレット・ストロングの作詞作曲。

マーヴィンのバージョンのプロデュースも務めたノーマン・ホイットフィールドはテンプテーションズの楽曲も作ったモータウンのソングライター。

この曲はスモーキーロビンソン&ザ・ミラクルズグラディスナイト&ザ・ビップスマーヴィン・ゲイ

それぞれのバージョンがありますが、マーヴィン・ゲイの「悲しいうわさ」は7週連続全米1位を記録しました。

 

 

 

Sexual Healing

 

1982年ラストアルバム『Midnight Love』より

Sexual Healing(セクシャル・ヒーリング)

精神的苦悩を追い続けた当時42歳のマーヴィンが離婚問題や薬物依存から立ち直り

レコード会社を移籍し

新しくチャレンジをして全米3位のヒットを記録した曲。

しかしその2年後には、厳格で幼少の頃からトラウマであった父親と口論になり

マーヴィンはその父親から射殺されるという悲劇で人生の幕を閉じる事となったのです。

 

 

 

 

Got To Give It Up

 

1977年マーヴィン・ゲイがディスコ・ミュージックを意識して作られた

黒い夜(Got To Give It Up)

Art Stewartプロデュースのクールなファンキー・チューン。

マーヴィンの冴え渡るファルセットも最高ですが

バック演奏のGroove(ノリ)とSound(音)、このヴィンテージ感がなんとも言わせませんね。

3曲め(ラストの)のナンバーワン・ヒットとなりました。

 

 

 

 

If I Should Die Tonight

 

1973年のアルバム『Let’s Get It On』より

プロデューサーのエド・タウンゼントとマーヴィン・ゲイの共作曲

淋しい祈り(If I Should Die Tonight)

スウィートな声や女性っぽい声やシャウトやファルセットなど

ひとりでいろんな声を使い分けながらオーバー・ダビングしているマーヴィンの歌は聞き応えがありますね。

タイトルを和訳すると「もし今夜死ぬべきなら」という

この曲の歌詞も気になってしまいます。

 

 

 

 

 

 

 

To Be Continued