ドッサウェイ☆ Like A Rolling Stone

回顧ヒストリー❶

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ドラムを叩き出してもう何年になるだろうか。

広い世の中から見て僕なんかはメジャーなドラマーじゃないけど、
今までドラムとはホント長くつきあわさせてもらっている。
そのおかげで、ドラムやバンド、音楽の世界が僕の人生に密着し、楽しい事も辛い事も共有しながら長〜く楽しませてもらっている事に感謝しているのであります。

 

僕のドラム人生を回顧録としてこのブログに残そうと思い、書くことに決めました。
少しずつですが、書き残していこうと思います。

 

 

 

 

回顧ヒストリー❶

 

 

 

僕は小学生の時、ピアノを習っていた。

 

家にある親のレコード、映画音楽やポップス、クラシックetc・・
そういうのを親のステレオで聴き漁ってたから自然に音楽が好きになっていた。

 

そこで親は、僕の並々ならぬ音楽への愛を感じ取ったのか、ある日ピアノを買い与えてくれた。

 

次第にピアノの先生が僕のレッスンのため、家に来るようになり、
バイエル、ブルグミュラー、ツェルニーの途中くらいまで弾けるようになっちゃったりして、発表会なんかも出たりした。

 

でもいつからか、他のスポーティな友達に比べ、ピアノやってる僕なんて、

少女みたいだなと気がひけるような思いも芽生えていた。

 

でも音楽を好きな事に変わりはなかった。

 

中学生になると、近所の先輩がブラスバンド部でトロンボーンを吹いてて
僕をブラバンに誘ってくれる事に。

 

だが残念ながらそのブラバンにはピアノはなく・・
でもなにか音楽やりたかったから、
先輩の指導のもと、
まずはトロンボーンを試してみる。

 

 

腕が届かなかった(^^;;

 

 

トランペットも試してみる。

 

 

 

クチビルが薄い方がいいとかなんとか言われた。

 

 

ギターも。。

 

 

指が届かない。。

 

 

 

 

楽器の世界が僕の小柄な体型の初期設定に、
こうも関わってくるとは思いもしませんでした(^^;;

 

音楽やりたいけど、僕にできる楽器はないんかな・・と失意の中、、

 

廊下の向こうで、ダーーーッッーー♪
という快音が聴こえてきた。

 

 

何の音??

 

 

この目で確かめに行った。

 

 

小太鼓のロールだ。

 

 

小太鼓のヘッドの上でスティックのチップが、それはそれは目も止まらぬ速さで転がっていた。

 

 

スゲー!!!

 

衝撃だった。

 

これやりたいですと先輩に伝え、即決!

 

 

翌日からブラバンのパーカッションの一員となった。

 

 

この時の衝撃、そしてこの時の選択が
今もこうやって続いているドラム人生に繋がってる事を再確認しております。

 

 

ドラムなら僕の身体能力でもなんとかなるだろうと
その場ではタカをくくって選択したけど、
今考えたら、ヘッドの上でスティックが綺麗に粒を揃えてダブルストローク(2つ打ち)する、ロールの本当の技術を習得するまでには膨大な時間がかかった事を付け加えておきます。

 

 

 

回顧ヒストリーはまた合間を見て続きを書いて行きたいと思います。

 

 

 

ひとまずは、こういうキッカケを踏まえてドラマーへの一歩を踏み出すのでありました。